のぼり旗にはロマンがある

のぼり旗を見ると、なんだかドキドキするような、昂揚感を感じませんか?「なんだろうなんだろう!」「何かやってるぞっ!」と。

のぼりには、メッセージ性があります。

それはとても力強いもので、のぼりが立っていると確認すると、ついついどんなメッセージを送ってきているのかを知りたくなります。

なぜなのでしょう。

のぼり旗には「決意」や「決行」の歴史があるからです。

戦国時代に生まれたと言われる現在の形ののぼり旗は、もともと、旗の歴史は古く、邪馬台国の卑弥呼に「戦いのための旗が贈られた」という記述が残っているくらいですから、相当の昔から戦いを鼓舞したり興奮を煽ったりするために使われてきたのです。

戦国時代に幟の形に変化したのは、敵味方の区別をつけたり、武将などの個人を特定しやすくするためで、旗のもともと持っている興奮や鼓舞、象徴的な役割に加え、重要な命に係わるメッセージを読みやすくしたものがのぼりなのです。

ですから、幟を見ると、知らず知らずの内に心が高ぶり、思わず「メッセージの内容を確認しなければ」という心理状態になるのです。

あの不思議な宣伝効果は、こんな風に長い歴史と関係があったのですね。